本文へスキップ

TEL. 024-981-1775

〒963-0921 福島県郡山市西田町鬼生田字大谷地282-2

特定商取引法に関する記述畳の話

畳の効能や効果、トリビアを連載でお送りする「畳の話」
第6回は畳の敷き方についてです。

畳の話 連載第6回

◎畳の敷き方◎

畳の敷き方にも意味があるのをご存知でしょうか?
大きく分けると、畳の敷き方には≪祝儀敷き≫と≪不祝儀敷≫の2種類あります。

・祝儀敷き
畳の合わせ目を十字に敷いてはいけません。
4枚の畳の角が一か所に集まらないように並べる敷き方で、一般的な敷き方です。

・不祝儀敷き
2枚以上の畳を平行に並べる敷き方で、身内に不幸があった場合に用います。
現在ではお寺や和室の大広間でも使用される敷き方です。

以下に、それぞれの敷き方をご紹介します。
 
          ≪四畳半の場合≫
    
   祝儀敷き           不祝儀敷き
        
          ≪六畳の場合≫
  

   

    祝儀敷き         不祝儀敷き
          
          ≪八畳の場合≫

   

   祝儀敷き          不祝儀敷き
       
        ≪十畳の場合≫

   

   祝儀敷き          不祝儀敷き
      
以下にその他のルールをご紹介します。

・床の間のすぐ前の畳は、床の間と並行に敷きます。
床の間に対して畳の縁を直角(串刺し)に敷いてはいけません。

床の間の前の中央に畳の縁があるのは、見た目が良くありません。
また、床の間の前は上座です。その上座に畳の縁があると、お客様が畳の縁に座ることになってしまいます。床の間に飾ってある掛け軸や陶器、花を観賞した後、畳床の間が平行になっていないと、座ったまま膝を滑らせにくくなります。
そのため、畳は床の間と並行に敷きます。

・部屋の入口の畳は出入り口と平行に敷きます。


このように敷くと、畳の目の方向と足を運ぶ方向が同じになり、
足の運びもスムーズになり、畳も長持ちします。

畳の敷き方には繊細な日本人の感性があらわれていると同時に、合理的な理由もあるのですね。
次回は、畳のお手入れについてです。

バナースペース

株式会社 東北畳材

〒963-0921
福島県郡山市西田町鬼生田字大谷地282-2

TEL 024-981-1775
FAX 024-981-1776

  E-mail:tohokujyozai@triton.ocn.ne.jp

newpage1.htmlへのリンク

株式会社 東北畳材